こんにちはオガワですヽ(^0^)ノ
前回お話しましたレギュラーとハイオクの違いにつづき
今回は軽油(ディーゼル)とガソリンの違いについて簡単にお話します。
前提としてガソリンや、軽油、灯油、重油などはすべて同じもの『原油』から作られています。
生成方法の蒸留過程で分かれており、低温での蒸留でガソリン、高温で軽油が生成されます。
ちょっと分かりにくいですが。
そうめんとひやむぎのようなもの………でしょうか
ひとつ言えることは
ガソリンが上質なもので軽油が粗悪品ということではありません!
特性の問題です。
軽油の方がパワーがあり、燃費にも優れていると言われています。
しかしもちろんデメリットもあります。
・ガソリンよりも寒さに弱い
・高温高圧での利用が必要になるためその分振動・騒音が多きくなる
といったもので、快適さを求める点においては向いていないということになります。
成分、性質が違うので
それぞれをエネルギーに変えることのできるエンジンでなければ使用できません。
ですので、軽油をガソリン車に入れてしまうと壊れます。
(逆もまたしかりです)
壊れますし、混油後知らずに走ってしまうと走行に支障を来しとても危険です。
もし混合してしまった場合、すぐに適切な処置をとって下さい。
この手の話でよく聞くのが
『軽自動車や軽トラックの燃料が軽油だと思って入れてしまった。』
というものです。
軽油の軽は軽自動車の軽ではありません、危険ですので絶対にやめてください。
軽油はむしろ動かすパワーがより必要な、大きい車に使われる燃料です。
どちらかわからない場合は必ずスタッフにお尋ね下さい。
そういえば、まだ疑問が残っていますね(゜д゜)
なぜ軽油の方が安いのか?
さてなぜでしょう?
ヒント
日本では、軽油の方が安いということです。
他国では軽油の方が高額な場合が多くあります。
正解は、日本でかかっている税金の違いです。
軽油よりもガソリンの方が税金が多くかかっているのです。
原価で言えばさほど変わりません、というより軽油の方が高かったりします。
産業の発展のために使われることの多いバスやトラックの燃料となるためという
理由が一般的なようですが、かなり曖昧です。